ウェアラブルデバイスで心不全患者に新たな安心を~General Prognostics(前編)
心不全患者が抱える「急変の不安」と「再入院のリスク」を軽減するため、ウェアラブルデバイスを活用した新しいモニタリング技術が注目されています。患者の日常を遠隔で見守り、病状悪化の兆候を検知するサービスを開発しているのが、General Prognostics, Inc.(以下GPx社)です。同社の共同創業者兼COOである松岡俊祐さんに、その背景とビジョンについてお話を伺いました。
ハーバードでMBA取得後、震災後の日本のために貢献したいと帰国
松岡さんは、父親の仕事の関係で幼少期から日本とアメリカを行き来しながら育ちました。アメリカで卒業を控えた高校3年生のときに、日本を旅行した高校の恩師...