誰もが“自分ごと”として気候変動対策に取り組むべき時代に~Sustineri(後編)
政府は、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにするカーボンニュートラルの達成を目標に掲げています。しかし、海外と比べて日本では気候変動対策への関心が薄く、企業や人が消極的なことが課題となっています。企業のカーボン・オフセット実施を支援するSustineri株式会社 代表取締役の針生洋介さんに、環境問題に対する社会の変化や自社が目指すゴールについて伺いました。
社会が気候変動対策に目を向けるようになり、企業の取り組みが加速した
科学的には、このまま気候変動が進むと人類が生きていくのが困難な状況になることが指摘されています。パリ協定では「世界の平均気温上昇を産業革命以前と比べて2度より十...