青森県では3/22、23に「IoT活用相談会」を開催。Origami、Payke(ペイク)、タウンWiFI、PIAZZAのスタートアップ4社が展示ブースを設け、70社以上の地元企業が訪れた。
青森はインバウンド観光の観光客が2011年と比較して400%に増加。これにともない、店頭での多言語での情報提供、中国観光客が普段利用する決済(アリペイなど)の需要増など、外国人観光客への細やかなニーズへの対応が急務となっていた。
 
そこで青森県観光連盟は青森の観光施設「アスパム」のお土産店において、観光事業を支援するスタートアップのサービスの実証実験を2017年11月から順次開始した。クレジットカードやアリペイなど好きな決済方法を選べるOrigami、多言語で商品説明を表示することができるPayke、無料wifiを便利に利用できるタウンWiFIなどである。   
普及へのステップを丁寧にふむ青森。11月に実証スタートし、ショーケースとして気軽にアスパムへ足を運んでもらう環境を整えた。2月にはその利用状況や利便性を報告するセミナーを開催した。2 週間の告知にもかかわらず、観光に関わる企業を中心に地元の経営者150名が集まった。3月のIoT活用相談会では、各サービスについて詳しく知りたい人が、個別にスタートアップ各社へ話を聞ける説明ブースを設けた。
 
青森観光連盟 高坂幹専務理事は「県の職員として都内で大規模な青森県の観光キャンペーンを企画していたときは、地元企業とほとんど接点がなかった。地元企業が求めているのは一人でも多くの観光客が青森に来てくれること。都内でのキャンペーンの効果測定もしっかりできていなかった。」と振り返る。
 
現場に近いところで観光事業をてがける組織へ移った現在、ビジネスをしている仲間ということで地元で商売をしている人との距離が近づいた。他の観光施設の社長から本音で相談を受ける。「外国人観光客の人どう? うちではなかなか買い物してくれないんだ」
  
「スタートアップのサービスは、常に利用者視点にたったもので、かつワクワクするものが多い」さらなる青森の観光事業促進にむけ、スタートアップのサービスに期待をよせる。

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