シードステージの企業に投資するベンチャー・キャピタルが、KLab Venture Partners株式会社(以下、KVP)だ。

2015年10月にスタートしたKVP設立のきっかけは、KVP代表 長野泰和氏が、いい経営者や可能性ある事業であっても、シードの段階だとなかなか資金調達ができないというケースを多くみてきたからである。 
KVPはモバイルゲーム事業をメインとするKLabのCVCだが投資対象はゲーム以外の幅広い分野だ。投資を開始してから2年で41社に達した。紹介を中心に毎月40社以上の新規のスタートアップと会い、新たな投資が月1-2件程度決まる。重点を置くするテーマはあえてしぼらない。想定外のものが生まれるのがスタートアップなので、先入観であまり枠をつくりたくない、というのがその理由だ。
 
日本においてシードステージでの資金調達に苦労するスタートアップがまだ多い背景には「アイデアベースでプロダクトがなかったり、ユーザがいないサービスに、思い切って投資できるVC・事業会社が日本では少ないから」と長野氏はみる。
 
それではKVPは何で投資を判断するのか。一般的には、人・マーケット・プロダクトと言われるが、長野氏が重視するのは社長や創業者、つまり「人」だという。
 
投資したいと思う創業者は熱意があり、なぜそのサービスを提供したいかというストーリーがある。どの角度から質問しても答えが返ってくる。様々な状況を想定し、調べ抜き、考え抜いているからである。そのようなスタートアップはしっかり前に進むことができる企業になる可能性が高いという。
 
このような軸がぶれないシードステージのスタートアップに対し、KVPは投資をしている。
 
KLab Venture Partners株式会社
http://www.kvp.co.jp/

画像2: 【人が投資の鍵:シードにフォーカスしたKVP】

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