今まで企業が把握できていなかった出張に関するデータを一元管理することで、毎月のデータを分析して改善策を立て、経営層の意思決定に活用することができます。今回は、クラウド出張手配・管理サービス「AI Travel」を運営する株式会社AIトラベル 代表取締役の村田佑介さんが考える、自社サービスの強みと次のステップについて伺いました。

強みは徹底的な利用者視点

AI Travelは、「出張」に特化した無駄な時間とコストを削減することを目指して開発されたクラウド出張手配・管理サービスです。出張者が行っている目的地までのルート検索や宿泊先の情報収集と取捨選択のプロセスをAIが提案することで間接コストを大幅に削減します。また、管理部門向けには手配内容の一元管理ができるようになっており、管理する手間の削減やコストの見える化・効率化を支援します。

私たちの強みは、何よりもサービスそのものの使い勝手の良さです。もともとエンドユーザー向けのサービスから始まったこともあり、「利用者にとって使いやすい」を追求したUXを追求しています。大手旅行代理店などが提供する出張手配サービスは比較的管理者目線のサービスが多く、利用する側から見ると導線がわかりにくい場合があります。私たちは徹底的に「出張する側」の視点に立った導線設計をして、利用者がストレスなく利用できるように工夫しています。

例えば、AI Travelを使うと、目的地を指定して検索すれば出張に最適なプランが提示され、予約内容がワークフロー機能を通じて承認されたら、再検索することなくそのまま手配が進むような流れになっています。個々で予約となるとさまざまなサイトで比較検討したり、とりまとめたりして申請、承認後にもう一度検索して予約するといった面倒な業務がAI Travelだと必要なくなり、一気通貫で手配完結します。

データ活用で価値創出を次のステップに

私たちのミッションは「トラベルデータで移動のある会社を加速させる」ことです。メールや電話、ビデオチャットなど、離れていてもコミュニケーションを取れるツールがどんどん進化していますが、それでも人は毎日移動しています。それは、ビジネスにおいて「人と会うこと」「現場を見ること」といったことの価値がまだまだ減っていない、むしろ高まっているからだと思います。そういった移動の価値をより高め、顧客のビジネスを加速させていきたいと考えています。

そのために、AI Travelで予約したデータの分析はもちろん、AI Travel以外で発生した出張データも蓄積し、一元管理できるようにしています。それによって、企業はコスト管理だけでなく、行動管理やデータに基づく分析により的確な意思決定ができるようになるのが大きなメリットになります。

通常、多くの企業では出張や移動データを見える化できていません。経費精算は行われていても、それに対して分析が行われていないので、適切なコストだったのか、また出張そのものが本当に適切であったかも把握できていないのが現状です。

今までバラバラに把握していた移動費や宿泊費を、AI Travelでは出張とひも付けて管理することで、その出張が全体的にいくらの経費がかかったのか、またその結果、どれだけの成果があったかを評価することができます。さらに、出張が決まってから手配をするリードタイムなども把握できるので、申請から承認、手配するまでのリードタイムの間に価格変動しない状態で適切に手配できたのか、前回はどうだったかなどを比較して最適化することも可能になります。データを把握することで出張経費の分析から改善施策の立案と実行まで行うことができるようになります。

画像: 出張手配・管理サービス(BTM)AI Travelサービス紹介 www.youtube.com

出張手配・管理サービス(BTM)AI Travelサービス紹介

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