第2回Digital Transformation Meetupに参加された、AIチャットボットサービスを提供する株式会社コンシェルジュ代表取締役の太田匠吾さんに参加の感想などについてお話を伺いました。

株式会社コンシェルジュ  代表取締役 太田匠吾氏

キャナルベンチャーズ (以下、CV):DT Meetup に参加された経緯、また参加の前にはどうような期待がありましたでしょうか。

太田:キャナルベンチャーズ様からのご紹介で参加しました。VC、事業会社、スタートアップと一堂に会する場は珍しく、ネットワーキングの場としての期待値が高かったです。

CV:参加されていかがだったでしょうか? 成果等がありましたらお願いします。

太田:それぞれの企業ごとに個別プレゼンテーションの機会があり、また個別に企業の現時点の課題共有や今後の方向性などが聞けて非常に貴重な機会となりました。また会場が非常に過ごしやすく、濃密な時間を過ごせたことは今後のビジネス展開としてもよいネットワーキングの場となりました。

CV:今後に向けてビジネスの拡がり等はありそうでしょうか。また、次回への期待などがあればお願いします。

太田:今後、事業会社とはビジネス上の連携可能性を具体的に議論していく素地ができたと思います。スタートアップ企業とも通常交流する場が多くはないため、これを機会に切磋琢磨することができればと考えています。

画像: チャットボットで気軽に相談〜株式会社コンシェルジュ【Digital Transformation Meetupインタビュー(1)】

 

多様なインタフェースでチャットボットを提供するConcierge U

「人には聞けないようなことも、チャットボットなら聞ける」という方は実はとても多いのです。太田社長はこう語ります。ただ、これまでテキストの意味を正確に読み取るのは難しいとされてきました。コンシェルジュは自然言語処理に注目し、より自然な対話ができるようなシステム開発に注力しています。

同社自社開発の高機能チャットボット対話エンジン「Concierge U」は、プログラミング不要のシナリオエディターを使って自由にカスタイズができます。自然言語処理機能、シナリオ編集画面やチャットシュミレーターなどが使いやすく、LINEやFacebook、Webというあらゆるチャットのインターフェースとのシームレスな連携なども高く評価されている点です。

実際、ラジオ番組は投稿などファンとのコミュニケーションに、航空会社はユーザーの質問対応に、自治体は住民とのリアルタイムなチャットでの防災情報のやりとりに利用しています。コスト削減やサポート業務の効率化だけでなく、AIチャットボットシステムの様々なビジネス活用を目的として大手企業を中心に様々な業界での導入が進んでいるのです。

また、自動翻訳機能の追加によって100を超える言語間でのリアルタイムな対話コミュニケーションが可能になりました。集客力改善を目的としたマーケティング対応機能を強化するなど、カスタマーサポート領域やマーケティング領域などにおいて、AIによる自動応答、複雑な自然言語処理などの技術を活用したAIチャットボットの可能性は拡がっています。

「さらに人工知能が進化して、スムーズな対話が可能となったとき、私たちのそばにはモバイルアシスタントが常にいるようになり、生活はさらに大きく変わるでしょう。」― 将来の夢を熱く語る太田社長とともに、AIチャットボットの可能性と株式会社コンシェルジュの取り組みに今後も注目したいと思います。(キャナルベンチャーズ)

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