「スタートアップが大手企業に対してフランクな感じでプレゼンできるイベントだった」と第1回Digital Transformation Meetup(キャナルベンチャーズ主催、2/27開催)に参加したBizteX 代表 嶋田光敏氏。一泊二日、初日にセミナーがあり、翌日朝食を参加者と一緒にしてから帰る、というスケジュールに対しても好意的だった。
一般的に大手企業の人は上段に構えていたり、検討が長いという印象が強いが、今回のイベントはユニークかつ気さくで、意思決定が早い人が多かったと嶋田氏は振り返る。数年でスケールしようと考えるスタートアップにとって、企業で半年間検討して不採用になる、という状況は負担が大きい。
イベントに参加したある事業会社は、BizteXが提供するクラウドRPAのプレゼンを見て「我が社のあの部署ならすぐに導入できそうだ」と声をかけた。そのうちの1社とはイベントの翌週にメールで連絡を取り合い、会社に訪問、検証し、1ヶ月以内に導入の可否を判断した。今回導入は見送られたが、違う形での連携など、将来につながる形で関係性が築けているという。