キャナルベンチャーズは2024年11月14日(木)、東京都渋谷区の「hoops link tokyo」にて、出資先企業のエンジニアのためのMeet up「Tech Night」を初開催しました。これまで経営者向けのMeet upを数多く実施してきたキャナルベンチャーズにとって、エンジニア向けイベントは初の試みです。さまざまな企業から約30名の参加者が集まり、情報交換と交流を深める場となりました。今回は、その様子をレポートします。

テーマは「テックスタック戦略」

「Tech Night」は、キャナルベンチャーズが出資する企業のエンジニアを中心とした、技術戦略を担う起業家、CTO/CDO、VPoE、PdM/PM、テックリードの方が集うMeet upイベントです。今回のテーマは「テックスタック戦略」です。

イベントは3部構成で行われ、最初のLTセッションで(ライトニングトークセッション)は登壇者が具体的な事例や取り組みを共有し、次のパネルセッションでは参加者が事前アンケートの結果をもとに課題や解決策について議論しました。

最後の交流会では、登壇者と直接対話したり、参加者同士が情報交換や意見交換を行うなど、終始和やかな雰囲気の中で最先端のトピックについて深く議論が交わされました。

LTセッション:2社の取り組みを紹介

LTセッションでは、株式会社APTO代表取締役の高品良さんと株式会社fondi CTOの磯上樹さんが登壇しました。

高品さんは、LLM(大規模言語モデル)のファインチューニングや画像AIのアノテーション効率化について説明し、データ整備とAI活用における「データ準備」の重要性を強調しました。

また磯上さんは、「サービスのグローバル展開とローカライズ」をテーマに、英会話メタバースアプリ「fondi」の多言語対応や、ネイティブスタッフのワークフロー、QA体制の強化について解説しました。

画像1: LTセッション:2社の取り組みを紹介
画像2: LTセッション:2社の取り組みを紹介

パネルセッション:事前アンケートの結果をもとに課題提起と情報提供

パネルセッションでは、ファミリーテック株式会社CEO/CTO中村貴一さんと、TieUps株式会社CTO土井優紀さんをパネリストに迎えて、事前アンケートの結果について意見を交換しました。

事前アンケートでは「開発手法・プロジェクト/ソースコード管理・開発言語」「フレームワーク・ミドルウェア・インフラ」「自社の課題・参加者に聞いてみたいこと」について各社に聞きました。

画像1: パネルセッション:事前アンケートの結果をもとに課題提起と情報提供

開発手法やソースコード管理に関しては、参加者の予想通り、一般的に広く使われている主要な手法やツールが上位に挙がりました。開発言語の選定については、目的や用途に応じて、言語の普及度やプロジェクトの規模などを考慮しながら選んでいる現状が明らかになりました。また、フレームワークやミドルウェア、インフラについても、それぞれの企業が試行錯誤を重ねながら、柔軟に使い分けている様子がうかがえました。

さらに、自社の課題や他の参加者に聞いてみたいこととして、エンジニアの採用やプロダクト開発、PR活動、そしてエンジニアと非エンジニア間のコミュニケーション効率化などのテーマが挙げられていました。

画像2: パネルセッション:事前アンケートの結果をもとに課題提起と情報提供

エンジニア向けのMeet upを定期的に開催予定!

パネルセッション後の交流会では、登壇者やパネリストと直接話したり、参加者同士で親睦を深めたりする貴重な時間となりました。今回の参加者からは「エンジニア同士の横のつながりを強化していきたい」「これからも同様のイベントに参加したい」という複数の声がありました。

キャナルベンチャーズは、今後もエンジニア向けのMeet upやイベントを定期的に開催する予定です。エンジニアが気軽に集まり、知識を共有し、交流を楽しめる場を提供していきます。次回の開催もぜひご期待ください!

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