紫外線殺菌照射装置「エアロシールド」の開発・販売を手掛けるエネフォレスト株式会社は、政府、自治体、医療関係者、介護福祉スタッフ、保健関係者、一般市民に感染症拡大を防ぐための正しい情報を幅広く伝えていくことを目的として、専門家によるソリューション提言を行う「STOP感染症2020戦略会議」の活動趣旨に賛同し、「マスギャザリングにおける空気除菌・清浄による感染症対策ワーキンググループ(WG)」に参画しています。
2020年2月27日に東京国際フォーラムで開催された「STOP感染症2020フォーラム」において、東北医科大学特任教授 賀来満夫氏からWGとしての緊急提言(中間報告)と、エネフォレスト代表取締役の木原寿彦氏から「紫外線照射殺菌による感染症対策 新しい空気環境対策」についての提言が行われました。
〇正しい空気環境対策方法の一つとしてのUVGI
・UVGI(紫外線殺菌照射)の有効性と空気殺菌の重要性
・正しい空気環境対策を実施することは、空気感染、エアロゾル感染、塵埃感染の可能性に対する「不安の軽減=経済活動の停滞の軽減」につながる。
・空気環境からの感染の証明は難しく、平時からの対策と備えがもたらす感染症対策強靭化が必要である。
〇緊急提言(中間報告)
1.目指すべき社会の姿として、感染症罹患リスク軽減のための空気感染対策をインフラにするべき。
2.優先的に空気感染対策を整備すべき場所として、以下が挙げられる。
・介護保健施設、産婦人科、小児科、学校、保育園・幼稚園、透析施設など
・呼吸器科、耳鼻咽喉科など
・感染症指定医療機関における陰圧室でのUVGIの併用
・全国自治体の救急車へのUVGIの導入
具体的な方法として、「エアロシールド」 は紫外線の中でも最も殺菌効果が高いとされているUV-Cの殺菌力で空気を殺菌します。UVGIはCDC(米国疾病対策センター)発行の「医療機関における結核菌の伝播予防のためのガイドライン」でも有効な空気清浄法として推奨されています。
エアロシールドは特殊なルーバー構造と独自の安全管理方法によって、人がいる空間でも24時間安全に室内の空気を殺菌することが可能な製品です。また、第三者研究機関の実証試験により「実空間における浮遊菌減少」という結果を得ています。医療機関をはじめ、さまざまな施設においても浮遊菌検査を行い、同様の浮遊菌減少の結果が得られています。特に換気ができない場所においては必須と言えます。