プロセステクノロジー、ディープラーニング、そして独自のリバースデザインという技術を使い、デザインをAI化するモデルを「AIR Design」で実現しました。株式会社ガラパゴス 代表取締役 中平健太さんは、「この技術はロゴ作成にとどまらず、すべてのデザインに活用できる」と語ります。

マーケティング“デザイン”オートメーション

ロゴの次は、マーケティングデザイン領域に参入すべく、AIを活用してLP(ランディングページ)を制作する「AIR Design for LP」をリリースしました。マーケティングサービスはSalesforce、マルケト、Hubspotなどいろいろありますが、デザインを作るという部分はぽっかりと空いている状態です。そこでマーケティング“デザイン”オートメーションのサービスとしてLPサイトを量産できる「AIR Design for LP」を提案しています。

ワイヤーフレームをAIが解析したDBを活用して作ります。オーダー情報をインプットすると、AIがデザインパターンをリコメンドします。それを選択すると、ワイヤーフレームに沿ってAIがラフデザインを自動で描画します。1案のみを作るのではなく、A/Bテストの実施を前提として制作を行います。これも数十秒でAIがラフデザインを作ってくれます。最終的にはデザイナーによって詳細なデザインが作られます。

また、これまでは「LPサイトを発注しよう」といっても、制作会社によって何百通りも見積もりが出ていましたが、「AIR Design for LP」ではプロセスと価格をパッケージ化することができました。このフローの明確化、標準化は業界にとって大きな発明だと思います。

デザイナーをエンパワーしたい

今のデザイナーは付加価値の低い手作業に時間をとられすぎています。そこを変えていきたいというのが大きな思いです。AIR Designはデザインを取り巻く業界構造そのものを変えるポテンシャルを持っていると思っています。

よく勘違いされますが、私たちはデザイナーと競合するわけではなく、エンパワーしたい、一緒に構造を変えていきたいと思っています。AIR Designは、デザイナーの手作業的な負担を減らし、本来やるべきより創造的でクリエイティブな仕事が行えるツールです。

今後は、作成できるラインナップを増やすことが重要だと考えています。デザインを作るといえばAIR Designだよね、というブランドを作りたい。日本は世界有数のデザイン立国です。デザインは非言語なので、世界でも戦えます。AIR Designを通じて、日本から世界に「デザイン業界の産業革命」を起こしていきたいと思っています。

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