ワークスタイルのスマート化を掲げ、受付などの社内業務の自動化サービスを提供するACALL株式会社は、自動化の先にデータ活用やそこから生まれる新たなビジネスを考えています。代表取締役 長沼斉寿さんに、ACALLの今後の展望などを伺いました。

取得したデータから新たな価値を生み出す

私たちが提供しているのは受付や会議室予約をはじめ、オフィスに関わる業務を自動化するサービスです。ACALLはAPIによって既存のグループウェアとシームレスにつながるのを強みとしています。業務プロセスを意識し、ビルの入退館ゲートや自動ドア、ロボット、自動販売機まで連携可能です。アプリと連携しているので利用者のスケジュールとも同期できます。

他のシステムと連携することで一連の連続データを取得できることは、大きなメリットになります。会議室の利用状況や来客の属性がわかるのはもちろん、例えば「いま誰がどの会議室を利用しているか」「それは生産性が高い会議だったのか」ということも把握でき、それをAIが学習することで、利用者の業務効率化をサポートすることも実現可能です。さらに企業が持っている別のデータとつなげることで新しい気付きを生むこともできます。

将来的には「こういうスケジュールにすると生産性が上がりますよ」「〇月×日の予定は15時と17時です。空いている時間はこの仕事に充てると効率的ですよ」といったレコメンド機能を提供することも考えています。

個人のための働く場として進化するサービス

2019年2月には、新たに「ACALL VISION」を発表しました。今後ACALLの提供価値として、ACALL 1.0、ACALL 2.0とステップを踏まえていきます。そして最終的には、ACALL 3.0「個人のための働く場のプラットフォーム」へと、3段階の進化を前提とした開発を進めていきます。

現在はACALL2.0へと至る段階として、自社の会議室が不足している人向けに、クラウドの会議室予約サービスと連携して外部の会議室を予約できるような機能を一部開始しています。また入退室管理で社内に出入りした人の情報も取得できるようになっているので、社外からの人が通るとアプリに通知がくるような仕組みも考えています。

私たちは「生産性の向上」「安心快適な場の創造」「多様な働き方の実現」の3つを提供していきます。働き方改革が進む中、一部では「残業をするな、働くな」といったニュアンスを感じることがありますが、本来の意味とは違うと考えています。日本は先進国の中で最も生産性が低いとされており、生産性を上げることが重要です。場所に依存せずに仕事ができ、働く人も株主も、みんなが幸せになる世界の実現を目指しています。

画像: 【ACALL VISION -アコール ビジョン-】 ACALL株式会社 youtu.be

【ACALL VISION -アコール ビジョン-】 ACALL株式会社

youtu.be

This article is a sponsored article by
''.