福岡を拠点にシード期のスタートアップ向け投資を行うF Ventures。代表の両角将太さんは、創業特区に選ばれた福岡をさらに盛り上げたいという思いで、2016年に独立し自身のファンドを立ち上げました。特区としての強みを生かして、福岡だからできることを追求しています。

一社員としてではなく、より密に起業家と関わりたい

大学時代から創業・シード期のスタートアップに投資するサムライインキュベートで働き、コワーキングスペース運営やイベント開催、広報、そして大企業向けB2B事業のゼロからの立ち上げなど、
当時は人数が少なかったので多岐にわたる業務に携わっていました。イベント開催は年間200回以上で、上場企業や先進的な取り組みを行う企業、スタートアップの経営者などに会う機会も多く、非常に刺激的な経験をしてきました。

「もっと起業家と密に関わりたい」。サムライインキュベートで働く中で、ベンチャーキャピタルという組織の一社員以上に、より起業家に対して身近に寄り添うことができるポジションにつきたいという思いが生まれました。

今はソフトウェアの時代で、設備投資ができなくてもユーザーに受け入れられる商品・サービスは作れますし、それがユニコーン企業に成長する可能性もあります。そんな企業が福岡で生まれれば雇用も生まれ経済も活性化します。そういうスタートアップを育てていこう、自身の地元でもある福岡をもっと盛り上げたいという思いから、2016年に福岡で起業しました。社名のFは福岡から取っています。

地の利を生かして福岡をもっと盛り上げたい

福岡市は2014年に国家戦略特区「グローバル創業・雇用創出特区」に選ばれ、創業企業は自治体からの税制面や規制緩和などを受けられるようになりました。しかし、盛り上がっている一方で、創業まもないスタートアップに投資するベンチャーキャピタルやインキュベーターが現実的には不在でした。そこでサムライインキュベートでの経験を元に、特区としての地の利を生かしたスタートアップの育成に貢献したいと起業しました。

特区であることの強みは、他の都市では法律の問題で実現可能性が低い課題にも取り組めることにあります。例えば海外で利用が伸びてきている電動キックボードは、国土交通省の規制があって日本の公道では走行することはできません。しかし、福岡市では2019年に電動キックボードの規制緩和を内閣府に提案し、電動キックボードのシェアサービス「mobby」の実証実験を行いました。

東京には技術力の高い大企業、優秀な人材、豊富な資金などがありますが、規制が強すぎてイノベーティブな実験が難しいこともあります。ユーザー目線で見ると便利なサービスを実現するために規制という壁を取り払えるのが特区の強みです。福岡ではスタートアップエコシステムがうまく機能していて、スタートアップ拠点の都市として、東京とは異なるチャレンジが可能になっています。

画像: toryumon4th PV youtu.be

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