病児保育プラットフォームの構築を手掛けるCI Inc.(シーアイ・インク)代表取締役社長の園田正樹氏に、病児保育施設の利用を促進するために開発中の、ネット予約サービス「あずかるこちゃん」の利便性を高めるための工夫と、子育て支援にかける思いを伺いました。

利便性を高める病児保育施設ネット予約サービス「あずかるこちゃん」

使いやすく現場に寄り添うことを目指して開発された、病児保育施設ネット予約サービス「あずかるこちゃん」はビジネスモデル特許を取得しました。近い将来には優先順位をつけて複数の施設を予約できるのが特長で、利用者と施設の部屋単位でのマッチングを可能にします。

子どもの病状は急に回復することが多いため、当日のキャンセル率がとても高くなります。エリアで予約を管理することにより、キャンセル待ちの利用者を希望する空き近隣施設へ自動で振り分けることができます。また、隔離児童の受け入れも病状によって同様の子どもがいる近隣施設に振り分けられるので、施設稼働率を上げることにも貢献できます。電話予約はスマホ予約へ、LINEの活用で簡単に予約キャンセルが可能になり、利用者の負担を減らします。ポータルサイトでは施設の情報を見える化し、わかりやすい情報を入手可能にします。

今後あずかるこちゃんは、病児保育を使いたい人が使えるように、「24時間オンライン予約」をはじめとする便利な機能をリリースし、都内から順次サービスを提供していきます。今後は「事前登録手続きのデジタル化」「オンライン問診」「キャンセル待ちの自動繰り上げ」といったラインナップを揃え、「当日の朝には自動的に予約が完了している」世界の実現に向けて開発を進めていきます。

子育て支援すべてに関わっていきたい

病児保育施設の多くは市区町村からの委託事業です。自治体によって求められる手続きが異なります。利用できる年齢も違えば、料金もさまざまです。「あずかるこちゃん」を地域単位で運用するためには、手続きを統一していかなければなりません。包括的な改善のためには、行政、施設と一丸となって進めることが重要になります。

「あずかるこちゃん」への支援を募ったクラウドファンディングでは、スタートからわずか1日で第一目標金額の300万円、7/10に最終ゴールの800万円を達成しました。クラウドファンディングへの反響は、この事業の取り組みにたくさんの方々が賛同してくれているのだと感じ、事業推進の大きな力になっています。

病児保育の予約に特化してプラットフォーム事業をスタートしましたが、業務を保育事業全般へつなげ、将来的には子育て支援すべてに関わっていきたいと意欲を燃やしています。未来ある子どもたちが健やかに育ち、子育て世代が子どもを安心して産み育てられる社会の実現に向けて尽力していきたいと園田さんは語ります。

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