動画広告制作やプランニングを日本だけでなく中国でも展開している株式会社バベル。動画を閲覧するユーザー、動画を配信するクライアント企業、そして社会にとって、「三方よし」となる事業を展開しています。その独自サービスと今後の展開について、代表取締役CEO 杉山大幹氏に伺いました。

一気通貫のプランニングサポートが強み

バベルの特徴は、商品の認知獲得フェーズから購入後のサポートまで一気通貫でカバーしていることです。例えば、工具・DIY領域のクライアントの場合だと、自社メディアだけでなく協業関連にある他社メディア上で広告を配信して、興味・関心を獲得して、認知度を高めます。さらにSNS上での別動画で、理解を深めてもらうようにしています。

そして、実際に両方の動画を視聴したユーザーのみをターゲティングしてAmazonや楽天といった購買サイトへの遷移を促進していきます。そこで自社制作の動画広告を掲載して購買を促します。またその後のシェアにつながる仕掛けや購入後の体験にも工夫を凝らしています。商品の説明書にQRコードを入れて、そこから動画版の説明書が見られるといったことも取り入れています。このように一連の流れをすべてプランニングし、動画制作も含めて提案・サポートします。

バベルの強みは、自社メディアと蓄積してきたデータ、そして質の高いクリエイティブを作ることができることです。その本数は、1年強で3,000本以上になり、同一フォーマットの動画を大量に作るのではなく、多様なフォーマット、ジャンルをオールマイティーに制作することができます。

クオリティの高いスマホ動画を制作するためにクリエイティブチームを編成しています。ウルトラマンシリーズのメイン監督を務めた佐野智樹氏を中心に映画やテレビ業界で長く活躍してきた経験豊かなメンバーが多数在籍しています。「彼らにスマホ動画や最新のプラットフォームに慣れてもらうことが大切だと思っています。」と杉山さんは言います。

バベルが目指す動画ビジネスの進化

一方中国では、現地の商習慣やトレンドへの理解が欠かせないので、中国の方を中心にチームを組成しています。中国支社を立ち上げ、現地のプラットフォーム企業と業務提携したり、共同でメディアを作ったりと、中国の市場で正しくアプローチできるように動いています。

事業の根幹は、プランニングの設計能力とクリエイティブのクオリティ、定量分析の3つです。プランニング設計能力は、流動的なユーザーニーズやプラットフォームを把握しマーケティング提案を行っていくためにも、さらに強化していきます。中長期的には、進化していくテクノロジーと動画を掛け合わせていきたいと思っています。例えば、AIを絡めたクリエイティブ制作や最適なリコメンドの提供です。

今後は中国だけでなく、東南アジアなど世界中に対象領域を拡大しながら、オンライン・オフライン問わず動画広告を通じて、企業とユーザーをつなぐ「動画領域でのグローバル総合代理店実現」を目指していきます。

This article is a sponsored article by
''.