訪日外国人観光客向けのチャットコンシェルジュアプリ「tabiko(タビコ)」を展開するFAST JAPAN株式会社は、キャナルベンチャーズなど3社より6000万円の資金調達を実施しました。
2017年2月にサービスを開始した「tabiko」は、旅のプランニングから各種予約まで、日本の旅行に関するあらゆることをコンシェルジュがチャットでサポートするサービス。口コミを中心に13万人以上の会員を獲得。現在は英語と中国語(繁体字)の2言語に対応し、世界各国のApp StoreとGoogle Play Storeからダウンロードが可能です。
アプリ内のチップ課金システムを通して、ユーザーはコンシェルジュへチップを送金でき、オンライン旅行サービスにおける独自の収益モデルを確立しています。
自社採用のコンシェルジュだけでなく、AirbnbのホストやUberのドライバーのように、気軽にコンシェルジュになれる「コンシェルジュプログラム」の事前登録を2019年3月に開始しました。
今回調達した資金は、同プログラムを含めたプロダクトの基盤強化に用いる方針で、今後は日本だけでなくグローバルでのサービス展開も見据えています。