「ClipLine」は、サービス業の現場での“あるべき動き”を映像化し、自習のように人材教育を行えるサービスです。

動画を使ったマニュアル作成システムや研修ソリューションは、さまざまなものが世に出ています。しかし「ClipLine」の採用数と評価の高さは群を抜いているといってもいいでしょう。「20秒から1分ほどの短い映像(クリップ)を見て、その真似をする」「真似した様子を撮影してお手本と見比べる」「これを経営者や上司が見て承認する」という一連の機能で現場を改善します。今回はClipLine株式会社の代表取締役高橋勇人さんに、開発の経緯や思いなどを聞きました。

高橋さんは、以前に在籍したコンサルティング会社で、回転ずしチェーンの「あきんどスシロー」を担当。短期間に業界2位から1位へ、売り上げを1000億円弱にする支援をしました。当時300店舗ほどあったのですが「ノウハウの共有が少なく、店舗の積み上げが売り上げになっていた」と高橋さん。売上増、業界1位への成長は、“掛け声”だけで達成することは不可能で「会社を変えなければ何も変わらなかった」のだそうです。

「スシロー」は、製造業に例えれば、300の小さな工場にサービスが付属した形で存在し、そこで4万人が働いているという構図。労働者も高校生からお年寄りまで、非常に多様で、この人たちにいかに動いてもらうかをテーマにしていました。このようなサービス業の課題を解決する中で「ClipLine」のアイデアは生まれました。

サービス業が業績向上を目指す際、一番改善が必要なのは「現場の動き」。正しい動きを学ぶには「マニュアルだけで理解するのは苦しい」という現実があり、「映像を使いながら、さらに技術も習得できるというシステムを作ろうと思った」と高橋さんは振り返ります。

ただ、動画での研修サービスは他にもあります。その中でなぜここまでClipLineが支持されるのでしょう。高橋さんは「課題抽出からその解決策の提示、運用計画から、映像制作までを完全に自社で手掛けていることが特長。映像ありきではなく、チェーン組織のマネジメント改革、働き方を改革という課題ありきで作ったもので、通常の動画の教育サービスではない」と違いを強調します。

しっかりと現場に入りヒアリングし、オペレーション改善のための動作を映像として制作しているのが「ClipLine」なのです。また、初期教育で必要となる数十本のクリップ制作は、撮影から納品まで遅くとも1カ月程度で、改善のトライアルプログラムもは3カ月から半年程度で実行していくスピード感を実現しています。「動画による双方向の自立学習」を高速サイクルで回していくのが、このシステムの特長でもあります。さらにこのサービスが有効とされるのが「外国人労働者への教育」。法改正により環境が変化し、少しずつ注目が集まり始めています。

また、サービス業で不足する人材は店舗スタッフばかりではなく、店長やスーパーバイザーなどマネジメント層の採用難は深刻で、ClipLineは少ない人員でも高頻度に臨店するのと同じ効果を上げることができ、「サービスマネジメント・ツール」として導入する企業が増えています。

高橋さんは「現在のクライアントに効果が出せるようにサービスを少しずつ、コツコツ改善しながら、大きな飛躍にも挑戦したい」と目の前の課題に向かって力を注ぎ「できる」をふやしていく構えだ。

画像: 【公式】サービスマネジメントツール「ClipLine(クリップライン)」とは youtu.be

【公式】サービスマネジメントツール「ClipLine(クリップライン)」とは

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