AI英会話アプリ「TerraTalk(テラトーク)」の開発と運営を行っているのがジョイズ株式会社です。「テラトーク」はこれまでの英語学習教材とは異なり、話している内容をアプリが聞き取り、正誤判定を行えます。開発者であるジョイズ代表取締役社長の柿原祥之さんは「これまで熟練の教師が必要だった英語のスピーキング学習を変え、日本人の英語力を向上させたい」とその思いを熱く語ります。

「テラトーク」は、英語の試験のように「音声で問題を出す」ところまでは同じですが、そこから「発音と語彙、文法を聞き取り」「それが正しいかを判定する」というこれまでにない機能を持ちます。これにより、従来は熟練の英語教師やネイティブスピーカーが必要だったスピーキングの学習をタブレット端末やスマートフォンさえあれば、一人で、どこでも、できるようになりました。

このアプリの特長は主に3つ挙げられます。

1つ目は「ロールプレイ」。
スピーキングの練習をする際、会話レッスンのやり取りのように「ロールプレイ」ができます。従来の学習素材では、決まった道筋に沿って答えていき、それ以外は認められないというものがほとんどでした。「テラトーク」では本物の会話のように、枝葉で広がる柔軟な会話体験ができるのです。

2つ目が「自動採点」。
発音や語彙、文法などを自動的に評価し、採点する仕組みを搭載しています。これまで、スピーキングは自主採点がほぼ不可能でした。柿原氏も「自主学習では自分の能力を測定できなかった。これは英語教育の大きな課題」と考え、これを機能の根幹にしました。

3つ目が、「出版社との連携」です。

「テラトークコネクト」というサービスでは、教科書や参考書に対応した会話コンテンツをテラトークに載せ始めています。使い慣れた教科書など使用することで、先生も生徒も新しいカリキュラムをもう一度覚える必要がなく、テラトークによる学習の導入を比較的楽に行えます。最新の実績としては、英語参考書で知られる桐原書店「総合英語FACTBOOK」にも対応しました。

テラトーク開発の開始は2014年、その時期に音声認識技術の向上により聞き取りの精度が上がり、音声合成技術の高度化で、アプリのしゃべる英語の発音も格段に自然になったからです。さらに「深層学習技術の発達により、どんどん認識性能が向上し、アプリを完成させられた」と柿原さんは振り返ります。

また、受け入れる学校の環境も整備されました。現在、学校の半分程度に光回線とWi-Fi環境があります。逆に今は「家庭にCDプレーヤーがない」かといって「MP3をダウンロードすることもできない」という課題が出ていました。これを埋めるものとしても「テラトーク」が期待されているのです。

実際、四国を除く全国の学校や塾、予備校で導入されており、その効果が口コミで伝わり、さらに活用の輪が広がりつつあります。

柿原さんは「これまでは熟練の素晴らしい英語教師か、ネイティブスピーカーがいなければできなかった英語のスピーキングを、アプリ一つでできるようになる。大幅にコストが下がり、学習時間も自由に取れるようになる。これらによって日本人の英語力を革命的に向上させたい」とアプリの意義を語ってくれました。

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