「“かめはめ波”を撃ちたい」という強い思いがあったというのは株式会社meleapのCEO福田浩士さん。そこで開発されたのがAR(拡張現実)とセンシング技術を組み合わせたスポーツ「HADO」です。

このスポーツは、ARの中でプレイヤーがマンガやアニメの必殺技のようなものを出しあい対戦するテクノスポーツです。この「テクノスポーツ」という言葉は、同社の造語。すでに知られていた「eスポーツ」が、指先でデバイスを操作するゲームが競技化されたものであるのに対し、「実際に体を動かすスポーツであることを表す」とその違いを強調します。

「HADO」は、頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着しプレイします。2チーム各3人に分かれ、縦10メートル・横6メートルほどのフィールドを2つの陣地に分割し対戦。プレイヤー同士が“エナジーボール”や“シールド”といった技を繰り出し、攻撃を当てたチームの得点となります。1試合80秒の中で、より多くの点数を取ったチームが勝利となります。

「個々の運動能力だけでなく、どれだけチームでHADOを練習するかがカギ」と福田さん。「撃つ、よける」だけでなくチームの戦略も重要です。

現在「HADO」は世界23カ国に広がりを見せ、世界大会が開催されるほどの人気ぶり。娯楽施設でプレーできるほか、賞金1000万円をかけたイベントなども実施。観客は会場へ足を運びリアルに体験できるだけでなく、同社が配信するYou Tubeチャンネルなどでも試合を楽しめます。

福田さんは「フットサルのような感覚で気軽に人が集まり、楽しめるコミュニティにしたい」「企業で実業団を結成して大会に参加してくれると、もっと盛り上がるはず」と思いを口にしました。

さらに「社会人になると“チームを組んで本気で何かに挑戦する”という経験はなかなかできない。HADOを通して学生時代のような青春を味わってほしい」と呼びかけます。

画像1: eスポーツではなくテクノスポーツ「HADO」への思い

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