「世界から国境をなくす」という想いのもと、在留資格(ビザ)の申請書類作成・代理申請サービス「one visa」を運営する株式会社one visa代表取締役・岡村アルベルトさんに話を伺いました。

日本とペルーのハーフである岡村さんは日本のビザ申請で非常に苦労したことや入国管理局での勤務経験から、ビザ申請のハードルの高さを実感したといいます。その経験から「複雑なビザ申請をもっと簡単にしたい」と考えone visaの開発に至ったといいます。

ビザの申請には多くの書類が必要なうえ、必要事項を記入するためには、高度な日本語レベルや専門法律知識が要求されます。また、その外国人を採用する理由や職務内容を記入する「理由書」は企業の人事担当が作成するため、申請結果は人事の知識や経験によって左右されるのです。

そして最後はビザ申請時の待ち時間。申請には4~5時間かかるため、ここにもハードルがあると岡村さんは指摘します。

さらに「外国人への負担だけでなく、人事担当の負担も大きい」と岡村さん。人事担当はその外国人とのやり取りに加えて、行政書士との複数回に渡るすり合わせが必要となります。

one visaはビザ申請に関わる書類作成をオンライン化することでこれらのコストの大幅な削減を実現。はじめに外国人が入力した情報をもとに必要書類がすべて自動生成されるため、特に人事担当が時間と手間をかけていた業務を飛躍的に効率化できるのです。また書類の自動生成だけでなく、安価に行政書士へ依頼できるのもone visaの大きな特徴。必要な書類が揃った段階で行政書士への相談ができるため、結果的に行政書士への依頼コストも少なく済むのです。

one visaは現在、国内約350社に導入されており特にIT系やマーケティング系の企業に採用されています。

今後は、導入事例の多くを占める先進国からの外国人採用だけでなく、発展途上国の人材採用にも活用してもらいたいと岡村さんは語ります。

さらに「事業としてはビザ申請支援にとどまらず、ビザ申請の前段階である日本語教育・職業訓練支援にも取り組んでいきたい」と展望を話してくれました。

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