法人営業のリスト作りなどに活用できる企業情報データベース「BaseconnectLIST」を開発するのがBaseconnect株式会社です。法人営業の重要な業務のひとつが営業先の「リスト」作成です。自社のターゲットとなる企業を探し出し、連絡先を整理する。非常に手間がかかり、購入する場合は高い費用がかかります。Baseconnect LISTは、成約した企業を10社登録すると、近い企業のリストをAIで探し出す。現在提供するデータは40万社を超え、春には100万社を目指します。

代表取締役社長の國重侑輝は常々、企業情報が探しにくいと感じていました。例えば、Webで企業の売上高を調べようと検索しても、実際の売上の金額情報ではなく企業サイトのトップページにたどりつきます。そこで着目したのが企業データベースでした。

もともと國重は立命館大学に在学中30もの学生関連サービスを立ち上げます。学生向けの情報サービスなどを提供していました。起業の動機を「世の中を良くするには、 首相になるよりも起業した方がラク」と語ります。

立ち上げた事業のひとつをバイアウトし、その資金で設立したのがBaseconnectでした。

現在、Baseconnectでは、全国で1800名のバイトが、日々企業の基本情報を入力しています。作成されるリストの評価は高く、ヤフーやみずほ銀行などの上場企業から中小企業まで、5000社以上が利用しています。

2018年には、ソーシャル経済メディア「NewsPicks」の運営や、企業・業界プラットフォーム「SPEEDA」を提供する株式会社ユーザベースと資本提携し、企業情報の活用や、企業情報の構造化についての共同開発・研究も強化しています。

現在、扱う情報は法人情報ですが、今後は多様な情報を扱うことでさらなる事業拡大をねらいます。

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